将来の子どものため、また自分たちの生活を潤わせるために、結婚後も独身のときと同じようにバリバリ働く看護師さんが多いように思います。病棟勤務ですと、たいていは日勤・夜勤をこなし、さらに家事も行わなくてはなりません。今まで通りの収入を維持できる分、不規則な生活も続きます。そうなると、家事は負担にならないように分担することが必要ですし、旦那さんとのすれ違いも起こるでしょう。結婚前によく話し合いをし、旦那さんの理解を得ておかれることをオススメします。一方、クリニックや診療所、病院の外来などの入院施設を有していない勤務先の場合は、夜勤がないため比較的規則的な勤務です。残業や休日などは事業所によって変わるものの、夜勤がないのは大きいでしょう。負担の少ない結婚生活を送ることが可能です。
看護師さんが活躍できる場所は、病院・クリニック・診療所などの医療機関だけにとどまりません。介護施設・訪問看護ステーション・保健所などの福祉施設、治験コーディネーター(CRC)や臨床開発モニター(CRA)などの一般企業などさまざまです。仕事と家庭の両立を考えた場合に大切なのは、家庭の時間をしっかり確保すること。入院施設を有している病棟勤務の看護師にとって、不規則な勤務形態は当たり前ですが、旦那さんも変則的なお仕事ならまだしも、カレンダー通りの人であればすれ違いが生じてしまいます。そこでオススメなのが、夜勤なし・過度な残業なし・規則的にお休みを取れる事業所です。その夢を叶えてくれるのが、クリニック・診療所・訪問看護ステーション・保健所・CRC・CRAです。ただ、クリニック・診療所については、少数の病床を設けている場合もあるので、きちんと確認しましょう。
結婚・出産を期に、家庭との両立をしやすい環境に転職する看護師さんはたくさんいます。独身時代とは違い、家庭の時間にもしっかり目を向けられる職場を選びたいものですね。
本籍や氏名が変わった際、看護師免許の変更が必要です。知らない人はいないと思いますが、変更ができていないと免許が無効になりますので気をつけましょう。手続きは、勤務地の管轄の保健所または住所地の管轄にある保健所で行います。変更は30日以内と定められていますが、過ぎても手続きは可能です。しかし、遅延理由書など、追加で提出する書類がありますのでご注意ください。手続きに必要なものは、申請用紙(保健所に設置)・看護師免許・6ヶ月以内の戸籍標本・印鑑です。変更には最短でも3ヶ月を有します。バタバタしないよう、あらかじめ必要書類などの準備をしておきましょう。結婚と妊娠が前後した人などは、赤ちゃんが生まれて身動きが取りにくくなる前に、こうした手続は終わらせてしまいましょうね!
京都のとある一般病院で看護師しています。生まれも育ちも京都。生粋の京女がはんな~り送る、結婚応援サイトです。